2016年10月21日金曜日

コレクター体質な人の気持ち

片づけには、モノを「減らすこと」は重要になってきます。
断捨離、ミニマリストがブームになっても、それでも、世の中にはコレクター体質の人はいます。

ウチの夫のように。

片づけて空間に余白をもうけると、いつの間にかプラモデルが置かれていて、どんどんモノで埋め尽くされていく恐怖。


ここは、元子ども部屋で、私の部屋だった場所。
4年前、引っ越してきたときに、自営業の夫の仕事の部屋にするはずでした。
押し入れには、大量の本がありました。私がこの家を出た約20年前は、ものすごくバタバタした状況で、そのとき、私も家族も本は捨てるものだと思っていなかったから。
どんな本が入っていたかというと、普通の小説などの読み物のほかに、私の高校時代の教科書や参考書や赤本、さらに、父が大学時代に使っていたと思われる六法全書はじめ法律の専門書までありました。
法律、絶対変わってるし。
本を処分するのに一苦労。夫婦二人で、押し入れから全部出して処分しました。
押し入れの収納力って思った以上にスゴいのです。
そして、読まれてない本のダニやハウスダストって壮絶。
押し入れに詰め込まれただけの本は、ある意味凶器にしかなりません。

あんなに、苦労して押し入れの空間を片づけたのに、いつの間にか、いつの間にか、一生かかっても作れないくらいの量のプラモデルで埋め尽くされている!
ちなみに、この写真はごく一部で、ほかの壁に面した棚にぎっしり、写真に移っている数の3倍はあると思います。

なぜ、こんなに集めたかを聞くと
「今買わないと手に入らなくなる」
となると、買ってしまうの出そう。これぞコレクター心理。


私には、プラモデルの価値が全然わからない。
なので、正直、大量のプラモデルを前に怒りしかこみ上げてこないのです。

空間を使うのと、お金を費やすのと、時間を費やすのと、いろいろな意味で。
「いつ作る気? もっと、家事や子どもの相手をする時間を作ってほしい。いくらつかっているんだろう? 貯金すればいいのに」というホンネ。

夫の大事なモノを理解出来ない妻。
夫婦関係がよくなるわけないですよね。

共感する気持ちがなくては、いいオーガナイズ作業ができるわけもないですよね。
まずは、共感を。
そして、夫も私もハッピーになる、歩み寄りの案を考え中。
ちょっとずつそのヒントがつかめてきそうです。

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