結局、夫の実家で夫の持ち物以外の片付けについて言い出すことはできませんでした。
でも、義母の暮らしの役に立つこと、気持ちに寄り添って本当に喜んでもらえることは何かを考えてみました。
これも自己満足かもしれないけれど、何もしないよりはマシ。
そもそも私は、全然マメじゃなくて、義母にも父母にも、毎年欠かさず誕生日、母の日といったお祝いを送ったりしていません。
直近で会ったり話したりの用事があれば、プレゼントやカードを贈るのですが、多忙で忘れた年もあります。
それに、今思えばお金を使って全然うれしくない贈り物しちゃったかも…という反省が。
まあ、過去のことはおいておき、これからのことを考えよう。
一つは、思い出品を大切に活かしたいという気持ちから。
義父のスクラップ帳作りと、夫の妹が子どものころに描いた作品を額に入れて飾ったりしてみました。
色鮮やかで、とてもステキな絵だったので、お家も華やかに。
ちょうど義妹の子どもたちも、同じくらいの年齢にちかづいているし、飾られた絵を見て
「ママが描いたのかぁ〜」
と記憶にやきついたら、いいなぁとか。
まぁ、だれにも頼まれていないし私の自己満足ではありますが!
二つ目は、小さなテレビの買い替え。
義母はテレビが大好きで、一人暮らしながらキッチンダイニングに小型テレビ。隣りのリビング兼寝室に大き目のテレビがあります。
小型テレビは、なんとアナログブラウン管で、2015年2月18日にうつらなくなります。
「買わなきゃなぁ。でも、ちゃんとうつるのにもったい」
と言っていました。
あと1か月ちょっとでうつらなくなるテレビ。
すぐ隣りに大型テレビがあるし、いらないのでは? というのが一般論ですが、義母的にはこの位置のテレビもはずせないといった感じでした。
ブラウン管テレビ、捨てるにもお金がかかりますし、だったら帰省中でクルマがある今、買い替えてあげるのが1番かも。
食品の買い物に行ったついでに買い替えとブラウン管テレビの引き取りも完了できました。
これは本当に喜んでもらえたはず。
三つ目は、もう使わないけれどしまってあるモノを積極的にもらって帰ること。
使わないけれど捨てられず部屋を圧迫しているモノたち。もらって使ってもらえるなら、うれしいはず。
味噌作りにハマっているので、味噌を入れておく甕をリクエスト。ほかにも赤ちゃんの補助便座など
「ください〜」
と持って帰りました。
食器やフライパンなども
「もう使わないし、いる?」
と出してきてくれたのを、一瞬ひるんでしまいましたが、なるべくもらうことに。