2017年2月1日水曜日

着物、年に一度は干すべし! これをサボると?

引っ越し前にドタバタ駆け込んだ着物クリーニングのお話です。
引っ越しのときには、コストをかけて運ぶべき荷物かどうか?という判断が迫られるわけですが、タンスにしまいっぱなしだった祖母や母の着物をどうするかの選択も先のばしにしないぞと決めていました。
日常生活で使うものではないので、これまでの自分なら「とりあえずこのままにしておこう」と先延ばしにしまっていたところ、ライフオーガナイザーの資格を取得した自分は違います。ここで先延ばしにしたら、放置状態が何年続くことか!
全ての着物を出して、状態をチェックし、たたみなおす、、、のが難しい。
着物のたたみ方がよくわからない。
そして、やっぱり、祖母の古い着物はだいぶ劣化していました。シミやほつれのようなものも目立ちます。着物をタンスに入れっぱなしで放置してはいけない。メンテナンスできずに放置するくらいなら劣化する前に手放して、ちゃんと管理できる人のもとへ送り出した方がいいと思います。
とはいえ、シミがあってもほつれがあっても、ステキだなぁ〜と感じる着物もあったので、クリーニングに出すことにしました。
が、しかし!
着物を扱っているクリーニング店は、すぐに見つかりませんでした。
スーパー内にあるチェーン店のようなところは、外注するようで、見積もりに1カ月かかるとか。そこまで待てないので、検索して片っ端から電話で問い合わせたら、2つ目に電話したクリーニング店が「そういえば、近所に着物を扱ってそうなところがある」と教えてくれたのです。
それが、コチラ。➡みのるドライ
鎌倉市のサイトに紹介されているのに、検索してもちっともひっかかりませんでした。
で、行ってみたところ、老夫婦が長年やっている職人さんっぽい感じのクリーニング店。
店のお母さん(たぶん)が、私がごっそり持っていった着物を見せると、1つ1つ確認しながら、
「あなた、たたみ方知らないの?」(全然イヤな感じじゃない)
とか
「これは、もうクリーニングしてもダメね。穴があくかもしれない」
とか
「これは、いい着物。何十万円もするはず」
とか
「これは、安物」
とか
「これは、カビはえてる。もう何やっても着れない」
とか
「これは、着る機会あるんじゃない? 」
とか、いいながら選別していき、子ども用とあわせて3着を選んでクリーニングすることになりました。
それが、こちら。
あわせて1万8千円。ちょっと割引してくれたそうです。やはり数週間かかり、とれないシミもあったけれど、ちゃんと活用できるものを選べたことはよかった。
「クリーニングだせばいいってわけじゃなくて、年に1回は必ずタンスから出して干さないとダメ! たたみ方がわからなければ、たとう紙を開けて風通しのいいところに置いておくだけでもいいから」
だそうです。

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