昨日放送されたNHK「サキどり」
サキどり 空き家に眠る宝物 廃材をレスキュー!仰天!まさかの逸品が我が家に!?
(再放送は12月14日水曜日午後3時10分〜)
廃材を救い出し、ミラクル変身させる長野県のリビルディングセンター東野唯史さん・華南子さん夫妻が出演する回。真剣に見入ってしまいました。
リビルディングセンターは、解体される家の廃材をレスキューし、その古材を活かし、販売するお店。となりには、古材でつくられた、窓枠が何ともステキなカフェが。
全国から人が集まり、じわじわと古材ムーブメントを巻き起こしているよう。
はやく行ってみたい!
放送で、私がすごくじーんときたシーンは華南子さんが、廃材レスキュー後の解体されたお家をおそうじをしているシーン。家主さんの気持ちを考えて「あらされた」って思ってほしくないというやさしさ。
家の近所でもリサイクル業者(質屋?)の営業がたくさんあって、「減らす」ことに躍起になっていたころは、リサイクル業者も断らずに鑑定してもらったけれど、どの営業さんもスーツに白い手袋というスタイルで貴金属や家具などを見たあとは、結局、残念そうな顔と数千円の検定結果。
「あー、わが家のモノは、金銭に換算するとゴミなんだなぁ〜」と思わされたし、そう思うことは悲しかった。
リビルディングセンターでレスキューしているお家は、決して特別な「文化財」みたいな感じではなくて、ごく普通のお家だったと思うけれど、その思い出に寄り添う姿勢が、もうなんか感動的でした。
古材で新品の大量生産されたモノにないカッコイイ空間や家具を生み出すスキルは、魔法のように特別なコトに思えるけれど、長野県諏訪市発のこのムーブメント、ノウハウが全国の有志に共有され日本全国で展開してほしい! きっとそうなる!と思いました。
そんな番組を見たあと、「リユース」について。
先週、ライフオーガナイザー下川美歩さんのリユースマスター2級講座を受講してきました。講座の内容もおもしろく、「へぇ〜」な豆知識やたくさんの気付きがありました。おすすめです!
リユースはつまるところ、最適なマッチングを行うこと。
より多くの人にリユースが当たり前になれば、マッチングの幅も広がります。
「環境問題のために、節約のために」だけではなくて、思い出を昇華するとか、新品よりもステキだとか、感情も大事だなと思います。
リユースでどれだけ「ステキ」を生み出せるか?
そこをつきつめていけば、きっと道は開ける。
私はまだまだ暮らしのなかで取り入れられるリユースを習慣化できていないし、そこを地道に取り組むのが第一歩。
その先に「ステキ」を生み出していきたいと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿