ついにこの日が来たのだとしみじみしていると、ふと思い出しました。
10年以上前に、たまたま、会社の方に誘ってもらって有名な手相の占い師の方に見ていただいたときに、
「会社員は仮の姿」
と言われたのです。
長いこと、仮の姿を続けてしまった……。
▼この方です
- 日笠雅水(マーコ)さんのテソーミルーム ほぼ日出張所(ほぼ日刊イトイ新聞)
- 日笠雅水(@maaco3)さん (Twitter)
正直、振り返ると、ここにいる私は「仮の姿」という感覚がどこかにあったかもしれません。反省点だらけの会社員生活でしたが、東京、港区生活を思いっきり堪能。会社は私の青春そのもの(遅い)だったと思います。
「会社を辞める」選択を考えるのに共感したり、参考になった本がこちら。
魂の退社 稲垣 えみ子
朝日新聞の記者が辞める決断にいたるまでがつづられています。
会社社会である日本の、会社という存在の大きさと矛盾と……。
そして、会社を辞めたら、めちゃくちゃモテるようになったとか。ほう!
そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか 山口揚平
こちらは、2013年に、タイトルに吸い寄せられて何となく手にとった本。
客が来ないのに儲かっている花屋の話、など「稼げる仕組みを作ろう」という考え方が参考になりました。
そして、「最終的には何とかなる」。根拠はないけど、経験者がそう言うのだから、信じてみようと思います。
そして、決断を後押ししてくれた本。好きなように生きていいんだと勇気付けられました。何度も読み返しています。
働くことを辞めるわけじゃなくて、子どもたちと家族と、自分が望む暮らしをするために、会社員を卒業するだけ。
働くことは、誰かの役に立つこと。そこを見失わずに淡々とコツコツと努力すれば、きっと小さな商いで暮らしていくことができるはずと思っています。